執行役員 / CTO ​伊藤 翔

コネヒト株式会社 執行役員 / CTO 伊藤 翔

これまでの経歴

私は小さい頃からものづくりに携わる仕事がしたいと考えていました。その中で大学生の時にFlashやProcessingを学ぶ機会があり、そこでプログラミングの楽しさと奥深さに触れ、ソフトウェアエンジニアを目指しました。

新卒では金融系のSIerに入社し、その後Web系の開発会社を経て、Supership株式会社に入社しました。Supershipではコミュニティサービスである「アンサー」やメディアサービスである「nanapi」の開発に従事しました。2017年に当時グループ会社であったコネヒトに出向し、「ママリ」のバックエンド開発や「ママリプレミアム」の立ち上げを経験。その後、リードエンジニアや開発部部長を歴任し、2019年6月に執行役員兼CTOに就任いたしました。

仕事内容

CTOとは何をする人なのか?と聞かれることがあります。会社やフェーズによってその定義は千差万別ですが、よく耳にするのは「エンジニアのトップで技術的な意思決定について責任を負う人」という定義です。もちろん、そういった要素も多分にあるとは思いますが、私はコネヒトにおけるCTOは「技術というフィルターを通じて、事業価値を最大化させるために必要なことを何でもやる人」と定義しています。

つまり、開発組織だけに限らず、必要に応じて、テクノロジーやエンジニアリングの効力を全社的に波及・普及させていく必要もあると考えています。例えば、現在は社内のみんながママリの膨大なデータを素早く分析し、そこから適切な意思決定ができるようなデータ基盤の開発に取り組んでいます。

また、独自のエンジニア評価制度や「スマイル制度」と呼ばれるアウトプット支援制度の策定など、開発組織のマネジメントや組織づくりも行っています。これらもエンジニアにとって桃源郷のような環境をつくることが目的ではなく、あくまで「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」ことを第一義として日々仕事に取り組んでいます。

コネヒトの開発組織

創業当時から「技術は手段」という文化が根付いており、ユーザーのためにならないと判断した機能であれば、あえて「つくらない」ことや「壊す」という意思決定をすることがあります。それゆえに、言われたことだけをやるのではなく、プロダクトマネージャーやデザイナーと協働しながら一からプロダクトをつくることが好きなメンバーが多いと感じています。

一方で技術的な知的好奇心が高いメンバーも多く、社内勉強会を開催したり、カンファレンスに登壇したりするなどアウトプットに積極的な文化があり、技術は手段を言い訳にしないような技術力を身につけるべく、日々技術研鑽を重ねています。

そして、これが一番好きなところなのですが、本当にみんな良い人です。一例として、新しい技術を導入したいという提案があった時、無下に否定から入るする人はゼロです。もちろん、健全な議論は行いますが、それでも「まずはやってみようよ」という肯定から始まる場面をこれまで何度もみてきました。そんなチャレンジしやすく、みんなでフォローし合えるコネヒトの開発組織が私は大好きです。

今後チャレンジしていきたいこと

「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」という会社のビジョンが完成した後、私は「Beyond a Tech Company」というConnehito Tech Visionを策定しました。コネヒトは、これまでもテクノロジーの力を使って成長してきました。しかし、会社が掲げたビジョンを達成するためにはその流れをより速く、より強く、よりクリアにする必要があると考えました。Connehito Tech Visionはそんなコネヒトにおけるテクノロジーへの「態度」を表明した羅針盤です。まずは「Beyond a Tech Company」というビジョンの実現に向けて、以下の3つの事柄に注力していきたいと考えています。

・テクノロジーの力でビジネスやプロダクトを成長させている
・社内の人がテクノロジーの恩恵を受けている
・技術コミュニティの発展に貢献している

この3つはテックカンパニーを越えていくための最低限の条件だと考えています。具体的にはデータアセットを活用した機械学習の導入事例を増やしたり、社内環境のカイゼンにテクノロジーやエンジニアリングをこれまで以上に活用したり、また、組織として積極的に業務で得たナレッジを公開したり、OSSの活動を行ったりしていきたいと考えています。そして、その3つの条件が達成出来た証左として、コネヒトテックカンファレンスを開催することが私の密かな野望です。