取締役 田村 優

コネヒト株式会社 取締役 田村 優

コネヒトに入社するきっかけ

私がコネヒトへ正式に入社したのは大学院修了後の2014年なのですが、その3年前の2011年からコネヒトには関わっていました。私は学部が工学だったのですが、公認会計士試験の勉強をしていた流れで会計系の大学院に進学していました。

当時大学院生だった私は趣味でプログラムを書いていたのですが、何か作りたいものがあるわけではなく入門書のプログラムに毛が生えた程度で、1人でプログラムを書くことの限界を感じていました。そんな時に友人経由で「コネヒトという会社がiOSエンジニアを探している(ちなみにこの時は登記前なので会社ではありませんでした)」という話を頂き、創業者である大湯にTwitterでDMしたのがコネヒトに参画したきっかけでした。その後、休学や留年を経てコネヒトに正式に入社しました。言わば新卒第1号です。

今までしてきたこと

コネヒトに参画した時は「Creatty(クリエッティ)」というオンラインギャラリーサービスのiOSアプリの開発を担当していました。そこから「ママリ」へのピボットの過程でAndroid・サーバーサイド・フロントエンドと広くサービスの「開発」を担当していました。ただ、「サービスを作る」ということにおいて「開発」以外のことをすることも多く、画像制作・ライティング・SEOなど、できることはなんでもやってきました。2018年からはプロダクトオーナーとしてプロデューサーとしての業務や、部長として組織のマネジメントを任され、今は取締役として組織とママリ事業全体を見ています。

ママリのプロダクト責任者として大切にしていること

ママリは家族を幸せにするために「ママの一歩を支える」サービスです。私は男性なので、自分がサービスの想定ユーザーではないということを前提とし、サービスに向き合っています。つまり自分が考えている仮説は仮説に過ぎず、ユーザーの声・意見・お問い合わせの中にこそ解決すべき課題があり、そこに真摯に向き合う必要があります。定量的な面では徹底的に数値を見て分析します。何かしらの施策を行えばリアクションがあるはずで、「計測は機能」と考えているので、仕様の段階で計測すべきものを整理し、実装し、ABテストや統計学的な検定を用いて施策を評価しています。

一方で、ママリというコミュニティサービスは非常にユーザーの熱量が高いことが特徴であり、そのユーザーの熱量を保つためには、ユーザーが安心して利用していただける場を健全に保つ必要があります。ママリのコミュニティがユーザーのよりどころであり続けるために、機械学習というテクノロジーを活用しながらも人が目視で確認を行っています。テクノロジーのみで判断するのではなく、人を介し対応することであたたかいコミュニティが維持されるよう工夫しています。

今後チャレンジしていきたいこと

私たちがビジョンに掲げている「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」を実現するために、ママリはもっともっと進化していかなくてはならないと考えています。

まずは、より多くの人の課題を解決するためにサービスの対象ユーザーを広げていきたいと思っています。2020年10月現在は、妊娠中から2歳くらいまでの子どもをお持ちのママがメインユーザーですが、それ以上の年齢では課題が多様化します。例えば、保活やおでかけ先などの悩みには地域性があったり、習い事やお子さんの持病の悩みなどは同じ課題を抱えている人が相対的に少なくなったりと、Q&Aのマッチングの精度を高めていくことや、その人に合った情報を提供することが必要です。

また、子育て開始からしばらくすると、教育・保険・家の購入といった「家族の将来に関する選択」が増えます。そういった大きな意思決定を支えていきたいとも思っています。今、ママリは「ユーザーの不安を解消し、自信を与える」ことによってママの一歩を支えていますが、そこからもう一歩踏み込んだ、課題を解決できるような仕組みを作っていきたいと思っています。