代表取締役 杉井 信一郎

コネヒト株式会社 代表取締役 杉井 信一郎

これまでの経歴

東京工業大学理工学研究科修了後、2002年株式会社博報堂に入社。大手酒類飲料メーカーや大手通信会社のマーケティング・広告戦略・新商品開発を担当。

2006年にモバイルインターネットサービスを展開する株式会社インタースパイア(現ユナイテッド株式会社)に入社。モバイルインターネット広告代理店の立ち上げや拡大推進、Eコマース事業などを手掛け、その後取締役として事業推進・経営全般に携わりました。

2013年にKDDI株式会社に入社し、グループリーダーとしてEコマース事業・メディア事業を推進。2022年にグループ会社であるコネヒト株式会社の代表取締役社長に就任しました。

ビジョンに対する想い

コネヒトは「あなたの家族像が実現し続けられる社会へ」という壮大なビジョンの実現に向け日々事業を推進しています。「多様な家族像」が実現できる「社会づくり」が仕事ですので、潜在的な事業領域はとても広く、且つ多角的にアプローチすることが求められています。

そんな中、現在我々がフォーカスしているのは「子どもを望む家族の理想の姿を実現できる社会づくり」です。2022年度の出生数が80万人を割り、少子化対策は待ったなしですが、興味深いことに子どもを求める家族が、求める子どもの人数を出産できる社会であれば人口置換水準を満たすという調査もあります。経済的な不安はもちろん、職場や生活環境、健康状態など、様々な理由で「欲しいけど産まない」という選択をしている家族が日本にはたくさんいるということなんです。

これらは、昭和の価値観と核家族化問題、コミュニティの希薄化、交流機会の減少、そして、いつの間にか社会に溢れてしまった「子育ては大変なものだ」というイメージなどが原因の一部なのではないでしょうか。今、令和の時代にあった多様な家族の価値観が共存できる社会のあり方を模索することが求められていると感じています。

妊娠・出産・育児という時期は決して簡単ではありません。それでも子どもがいる家族の生活はたくさんの幸せな瞬間で溢れていると思っています。子どもが欲しいと願う家族は、そんな幸せを夢見ているのではないでしょうか。

我々は、子どもを望む家族をスタートに、各個人が幸せを感じる家族像が実現できる社会を作りたい。

そんな想いを胸にしたたくさんの仲間たちと、同じ方向を向いて仕事をすることを楽しんでいます。

ビジョン実現に向けてやっていくこと

私はこれまで代理店と事業会社、ベンチャー企業と大手企業を通じて様々な経験をしてきました。そしてインターネットを活用した様々な事業に長く携わってきました。

そんな中で強く感じてきたのは、理想を掲げるだけでは社会にも、企業としても、事業としても求められるサステナビリティは実現できないということです。

コネヒトという会社の事業や活動が今の社会に存在しない付加価値を生み出し、それを認めてもらうことが大事です。そしてその付加価値に見合った対価をいただき、会社として着実に収益をあげることで社会に不可欠な存在になっていく。それこそがコネヒトが持続的に、永続的に社会貢献していくために大事なことであり、そこに強くコミットしていきたいと思っています。

幸いなことにコネヒトにはいい仲間がたくさん集まっています。我々のサービスのユーザはもちろん、自治体・企業パートナーのみなさまと共に、持続可能な社会貢献が実現できる土台づくりを進めていきたいと考えています。