取締役 CFO 瀧野 祥生

コネヒト株式会社 取締役 CFO 瀧野祥生

社会性と収益性の両輪を回し、多様な家族像を肯定する社会をつくる

これまでの経歴

大学院まで進学し動物繁殖学や分子生物学などの領域で研究者を目指していました。その研究活動の中で、研究費をいかに上手く使うか、研究全体をどう戦略を持って推進していくかという観点に興味関心が移り、「人の痛み」への課題解決×経営に携わる事を目標とするようになりました。

そして新卒は総合系コンサルティングファームで財務領域のコンサルタントとしてキャリアをスタートし、会計や業務遂行への基礎的な実務能力を養ってきました。2019年から総合人材会社の経営管理部に所属し、グループ全体の予算策定や業績管理、グループ横断的なコスト管理を経験する中で、体系的なFP&Aを身に着けてきました。2021年より私自身のキャリアビジョンとマッチするコネヒトにジョインし、経営管理、財務担当を専任者として従事。その後、CFOとして全社の財務戦略をリードし、2023年10月より取締役CFOに就任しました。

現在は成長を続けるコネヒトコーポレートの基盤拡張と、家族像をテーマとして国・自治体・地域と家族をつなぐ新規事業開発の攻めと守りの両輪を担っています。

ビジョンに対する想い

多様な家族像を肯定していく、KDDIグループのスタートアップとしての挑戦

主軸事業のママリでは、「あなたの今と未来をともに」というブランドステートメントのもと、3人に1人以上のママに使っていただくコミュニティサービスとしてあり続けることができています。一方で、ママだけに向き合っているだけではママの悩みは解決しない事に直面してきました。コネヒトのビジョン「あなたの家族像が実現し続けられる社会へ」は、コネヒトのサービスが多様な家族の在り方を肯定し、継続して支える事を宣言するものです。あなたやあなたの家族が働く企業、住んでいる自治体や教育環境、家族のために行動するあらゆるものに、コネヒトはアプローチできる存在でありたい、そう思っています。

またコネヒトは、事業の成長とともに組織も拡大し、より家族像に向き合うための土壌を築いてまいりました。一方で、コネヒトの魅力であるコトに向き合う仲間やユーザーを支える「Affirm&Follow」や、失敗を価値としてとらえ圧倒的なスピードで成果を目指す「10x faster」というバリューを掲げています。そうした中でコネヒトがKDDIグループにジョインしたことにより、主軸事業であるママリのアセットとKDDIグループ企業間のシナジーを効かせた事業創出を可能にしました。スタートアップマインドを持ったコネヒトは強固な収益基盤を形成しつつ、ビジョン達成に向けた挑戦ができることも魅力です。

ビジョン実現に向けてやっていくこと

社会性と収益性の両立に向き合うメンバーが、安心して働ける環境づくりを

私たちは「あなたの家族像が実現し続けられる社会へ」というビジョンのもと、直接的なユーザーだけでなく、その家族をとりまく社会課題に向き合っています。この壮大なビジョンを達成するためには、社会的意義のある事業創出とコネヒト経済の拡大を両立していかなければならず、非常にチャレンジングなことで、ビジョナリーなメンバーたちとこの「社会性と収益性」の両立に日々全力で向き合っています。コネヒトのメンバーが安心して働けるインフラを提供し、アクセルもブレーキもためらわずに踏める。そのような環境を用意するのが私たちコーポレートの役割だと思っています。今は一人ひとりの力が目に見えて会社を良くするフェーズです。かけがえのない経験を得られる貴重なフェーズを、共に創っていきましょう。